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夏子の酒

 今週は福留VS川上もあり、いそがしくしていたのに、ついつい「夏子の酒」を読んでしまいました。原稿をまっている編集者に申し訳ないかも・・・。
 それにはちょっとした理由(言い訳?)があります。

つわりのことを英語では「モーニングシック」というのですが、ここ数週間の私は夕方以降は大丈夫なのに、朝から昼間にかけて吐き気ばかり。記者席でもいつもトイレに近いところに座るようにしていたし、同業から「おめでたですか?」と言われるほどでしたが、ピルを飲んでいるからそんなはずはないのです。

 胃がんだったら体重が減るといいますし。が、減っていません。ともかく吐き気ばかり。

 私が結婚したとき26歳だったかな。夫は24歳で、生活も仕事もお互いに安定していなかったから(40すぎた今も安定していませんが)、しばらくピルを飲んでいました。
 1994の3月、マイケル・ジョーダンは前年ブルズを引退してホワイトソックスのキャンプに参加していました。現地取材していて、このスイングでメジャー入りは永久にないように思えましたし、関係者もほとんどがそういう意見でした。
 まだ日本人メジャーリーガーもいない時代で、夏からはそのメジャーリーグもストライキの可能性が濃厚でした。夏には私は30歳の大台にのってしまうことだし、そろそろ子供・・・?とまあ、菊田家の明るい家族計画はそういう事情に左右されてしまうのです

 ともかくジョーダンの野球を見てからピルをやめ、5月後半から6月にかけて、NBAプレーオフの取材でニューヨーク(試合中OJシンプソンの逃走が生中継されていました)からヒューストンに舞台を移したのですが、コーヒーを飲むたびに吐くようになりました。
 たまたまヒューストンのメディアホテルがマリオットで、ここは世界有数のメディカルセンターがあるせいか、ごく普通のスーパーマーケットも医療コーナーが充実していて、歯の穴につめるセメントまで売っていました。それと妊娠テスターとか排卵テスターが20種類ぐらい並んでいて、当時はまだ珍しいので1つ買ってみたのです。
 試合前にトイレで試してみて、「ふーん、妊娠していると+マークがでるのか、でたりしてね」と一人ごとを言ったら、本当にくっきりプラスと出たので、びっくりしてしまいました。
 やっぱりピルを飲まないと妊娠てするんですね!

 話を現代にもどしますと、今回はホームドクターに検査してもらったところ、「カフェイン中毒」という病名がでてしまいました。
 そういえば、朝から昼にスタバを飲んだり、運転中にオロナミンCかレッドブル、あるいは記者席でダイエットコークを飲んだ後、数時間して吐き気に襲われていたのですから、辻妻があいます。

 しかし、「カフェイン」中毒とは・・・・。
 ドクターいわく、「大丈夫です。これはコーヒーもコーラも飲まなければ治ります!」
 この世界に入ってしばらくは影響うけて、私もたばこを吸っていました。マスコミ同士の打ち合わせってたばこを吸わなきゃ間がもてないところがあったんですよ。
 でも、アメリカにきてすぐにやめました。面倒くさがりやの私には無理。ちょうどトロントブルージェイズが強く、カナダのスカイドームでプレーオフやワールドシリーズを取材する機会が多かったのですが、もちろん場内は禁煙。外はいてつくような寒さ、あるいは雪。わざわざスカイドームの外にでて路上で震えながら喫煙しているアメリカ人記者たちを見て、私にはとてもできないと思い、あっさりとやめることができました。

 その反動がコーヒーにきてしまい、一時期はものすごい分量を飲んでいました。が、これも整体に通うようになると、「コーヒーは1日一杯にしてください」と言われるようになり、内緒でがぶ飲みして徹夜しても、この先生にはバレてしまうんですよ。「背中に毒素がいっぱい出ていますよ!」。中国4000年の歴史はおそろしいと思いました。

 1日1杯にしないと肩こりも片頭痛もなおらないと言われ、それからはずっと1日1杯。その代わり、できるだけおいしいコーヒーをさがして飲むことを心がけてきたのです。

 その1杯のコーヒーですら当分はお別れ。今さら喫煙でもなく、間がもてないからついつい古本屋に足を運んでしまうのです。読書というより、主に漫画なんですけど。
 以上。だらだらと長くなりましたが、「夏子の酒」を読み返したのはそういう背景があったためです。しかし、これって本当に感動させる場所がわかりやすい漫画です。私の人生をかえた漫画といえば、間違いなくそれは「ドカベン」であり、「野球狂の詩」であり、「あぶさん」なのですが、仕事とはまったく関係がないところで、純粋に心をゆさぶるってくれるのは「夏子の酒」だと思うのです。続編の「奈津の蔵」は苦手でした。小さな子供を亡くす話ってどうもだめなのです。「蛍の墓」も悲しすぎます。


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