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天才と凡才

 先日ものすごい才能をもった女性のフォトグラファーと知り合ってしまいました。技術も芸術性もすごいのです。シカゴにこんな人が住んでいたなんて、ともかくびっくり。そして、感動しています。
人物は風景の一部として撮るのを得意としていて、なんともいえない絵心と色彩感にあふれているのです。水や雪の粒をひとつひとつ鮮明にとらえてしまう技術もすごく、シカゴの冬をこんなに美しく描く写真家がいたなんて・・・。
 彼女の作品は見ているだけで、心が浄化されてしまいそうな透明感にあふれ、澄んだイマジネーションをかきたてるものがあります。
 まだ絵から写真に転向して日が浅いそうだし、若いのだからこれからきっと名前もでてくるでしょう。とりあえず次の日曜いっしょに彼女と仕事する予定です。どんなコラボレーションになるか、今からわくわくしてしまいます。

 最近つくづく思うのですが、写真とか音楽とかアスリートってやっぱりもって生まれた天賦の才能によるところが大きいです。もちろんただ持って生まれただけではなく、持続性と安定感をもって磨きあげていく、そういう努力も才能のひとつです。
 
 福留にちょっと子供の頃のことを聞いたのですが、やはりですね、メジャーリーガーになるような選手は子供の頃から一味も二味も違うのですよ。

 小説はまだ別だけど、スポーツライターはちゃんとノウハウを習い、経験をつみ、人との出会いという運に恵まれたら、才能どうこうではなく、誰でもある程度はやっていけるものなんですけどね。そういう凡才と天才の両方がいるから、また世の中は釣り合いがとれているのでしょう。どちらか片方に偏っていたら、それはそれで困った事態になりそうです。

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アメリカは自己破産大国

 この10年で友だちとか、ちょっとした知り合いとか、仕事で関わった人とか…考えてみると、10人以上が自己破産していて、そのうち何人かは偽装離婚して家族を守っています。否、親しい友だち以外もいれたら、10人なんて数じゃ足りません。

 たとえば、私の母や妹はそんなに知り合いが自己破産&偽装離婚なんてしているわけがありません。やっぱりフリーランスのはかなさといいますか、浮草稼業のあやうさといいますか、類は友を呼ぶといういいますか・・・。大病したら、一貫の終わり。明日はわが身なのです。(まあ、日本人だから日本に帰るという選択枝がありますね。国民健康保険も国民年金もはいっています)。
 老後は仕事する気がないから心配していないんだけど、明日あさってに何が起きるのか、出版社や広告主が倒産してしまったら、仕事がキャンセルになってしまう可能性だってあり、心配ごとは尽きませぬ。

 今まで3人から自己破産と偽装離婚の体験を生かし、小説か本を書きたいという相談をうけました。しかし、また説明すると長くなるのではしょりますが、いろいろな理由が重なりあい、このテーマを本にするのは楽な作業ではないようです。
 つい先日もそんな話題になり、そのとき少し調べたのですが、日本とアメリカでは自己破産事情や条件がだいぶ違うようです。

 アメリカは今回の不況が起きる前から、毎年150万人が自己破産する自己破産大国。日本で自己破産する人の負債は500万円が平均だそうですが、アメリカの場合は2万ドルが平均、つまり200万円以下でわりとすぐに自己破産してしまうのです。
 それから、サラ金においかけられるから偽装離婚なんていうのが、ほとんどアメリカではありません。試しに探索してみたら、「偽装離婚」ではなく、「偽装結婚」のほうがずっとたくさんヒットしました。

 そして、日本はクレジットカードの破産が多いのに対し、アメリカは医療費が原因になっているケースが大半なのです。あとアメリカの場合は破産に2種類あり、必ず住む家と車が取り上げられるわけではありません。
 いちばん困るのはクレジッドカードが使えなくなること、それから10年はローンも組めないし、まともな賃貸アパートだと入居契約を断られたりします。
 でも、まあ、クレジットカードが使えないからといって、命までとられるわけじゃなし。
 住居にしても親か友だちの家にとりあえずアメリカなら、ころがりこむという手があります。
 友だちの元だんなさんも、そうやって友人のトレーラーズハウスで暮らすようになり、その友だちも家賃を半分もってもらえるから、助かっていると聞きました。(トレーラーズハウス暮らしって中は思ったより広いから快適だし、維持費も思ったほどは安くないそうです)
 日本のようにちゃんとまじめに働いていた人が、派遣切りにあったからといって、いきなり公園で年をこすなんていう状況はやはり異常だと思います。

 さすがに見ず知らずのホームレスの方と同居するわけにはいきませんが、困っている友人がいたら見て見ぬふりなんかできないと思います。
 夫の友人(アメリカ人。故人)も破産した後2か月ぐらい、うちに居候していたことがありました。電話がひけないからポケベルでケータリングの仕事をしていました。すぐに日本人女性を口説いて、さっさとラスベガスで(前の妻と正式に離婚していなかったため。ラスベガスは入籍手続きが簡単なのです。逆にIL is one of the worst states to file for divorce. なんだそうです)
 結婚した後、彼は彼女のクレジットカードを使っていましたが、これらはもちろん違法です。
 でも、彼なりに必死で生きていて、はぶりがよかった頃に戻ろうと頑張っていたのだと思います。残念ながらその願いはかなわず、まだ若いのにテレビを見たままの姿勢で、突然死していたそうです。

  日本で私の友だちは組をやめた後、政治結社団体に入り、それもやめた後は総会屋の社員になったのですが、民法が改正されて総会屋はやっていけなくなり、サラ金の取り立ての仕事をしていました。副業でアルタのうしろで薬を売って、警察と追いかけっこしたり・・・。彼はわざとクレジットカードでたくさん買い物して、自己破産していました。
 
 ああいう仕事ってアメリカでは不思議と聞きません。ギャングはギャングです。ギャングが強盗やドラックディーラーになる人はいても、クレジットカードの取り立てはあくまで金融関係者の仕事です。

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クスクスなど

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 昨日はですね、試合開始前まで雨がふっていて、ブログをアップしたとたん、試合開始。30分もしないうちに福留がホームランを打ちました。

 やったー!やっぱり野球って最高にエキサイティングなスポーツです。

 調子はいいんだから、つづけて使えばいいのに、今日はまたパイレーツが左ピッチャーなので、スタメンははずれました。

 話はぐっと落ちるけど、今日のプレス飯はまあまあ美味でした。
 クスクスに白身魚のハーブ焼き。それとアスパラガスのスープ。えへへ、ちょっと幸せかも。
 だってですね、好きな作家とか、OL友だちのブログをたまーにのぞくじゃないですか。皆さん、すごく豪華な食事ばっかり。私の日常とはあまりにかけ離れています。
 フランス料理なんてもう何年も食べていません。イタリアンは去年の夏、スケートママ友だちと食べたかな。

 仕事の予定が詰まってきたので、神経がとがってしまいそうになるけど、家に帰ったらなんと肉じゃが!うー、しあわせ。
 何よりも家族のやさしい目をみて、声を聞くだけで、ぐっと疲れがとれてしまいます。
 結婚して家事と仕事の両立とか、家族構成が増えてパニックした時期もありましたが、その反面、一人きりのままだったら、私はここまでスポーツライター業をつづけてはこれなかったでしょうね。

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リグレーフィールドから

 昨日につづいて、またまた雨で試合開始が遅れそうです。
 
 それにしても野球ってたかだか白いボールを木の棒で打つだけのスポーツなのに、どうしてこんなにも人の心をかきむしるんでしょう。正岡子規も一句よんでいますよね。

 私の育った家庭では熱心なプロ野球ファンなんていなかったのに・・・。親戚にもいないのに、いったいどうしたものだか、私一人が小学生のころからスポーツ新聞を買い、買った負けた、ぐぎーっというふうにエキサイトしていたのです。

 今は報道という中立の場にいなくてはならないから、あまり感情を外にださなくなりました。が、昨日の試合ではさすがに腹がたちました。パソコンじゃなくて鉛筆で原稿を書いていたら、ぼきっと折ってしまっていたでしょう。

パイレーツは先発が左だったので、福留はスタメンからはずれていました。
 カブスが2点を追う7回、2死1,2塁で右ピッチャーという場面で、ピネラ監督が代打に投手のザンブラーノを送りこむ奇策にでたのです。たしかにザンブラーノは強打のスイッチヒッターです。がしかし、雨つづきでまったく打撃練習はしていないはずです。目がもうボールについていかず、当てるのが精一杯で、あえなく三振。アメリカ人記者たちから「ここは福留だろう!?」という怒声があがりました。
 
 それはそうでしょう。この瞬間、カブスの8連敗を確信しました。
 たしかにピネラ監督はひらめきを大事にするタイプで、セオリーどおりではいきません。とはいえ、この場面でピッチャーを代打におくるなんて・・・・!こんなすっとこどっこいな采配は、どうしても肯定する気になれませんでした。

 さて、当の福留は試合後さっさと着替えて、奥に消えてしまったので、さすがにむかっとしているのかと思いましたが、意外とひょうひょうとしていて驚きました。奥に行ったのはレタスばっかりのサラダを取りにいったためで、福留はそれをむしゃむしゃ食べながら、
「(監督は)もっと先を考えていたんじゃないの?9回にはいくぞ、と言われたけど、左ピッチャーがでてきたから結局出番がなくなったね」
 明日はもっと奮起するかという質問にたいして、
「そういうことは考えないようにする。余分な力が入ってしまうから。調子は悪くないんだから、自分でできることをちゃんとやれば結果はついてくるはず」
 作り笑いではない、自然な笑顔を浮かべていました。

 ひょっとして私が考えていた以上に、彼は大物なのかも!!!

 本来いちばん怒っていいのは福留本人のはずなのに・・・。くやしくないわけがありません。考えてみると、今にはじまったことではないのです。ネガティブな状況や感情を彼は周囲に八つ当たりすることなく、自分の中で昇華し、エネルギーに変えてきたような気がします。

 そういうところは私にはまったく欠けているので、大事なことを教わったような気がしました。

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メモリアルデー

メモリアルデーはアメリカ人家庭の場合、家族と身内だけで過ごす感じで、仕事しているのは野球選手と報道関係者、あとはミュージシャンぐらいでしょう。
 だから、道路がすいていて、うれしいのです。
 ロサンゼルスは気候も人間も好きだが、あの渋滞だけは・・・。
 私はつくづく都会向きではないようです。
 かといってカントリーライフとか自然派というわけでもなく、シカゴがちょうどいいのかもしれません。

 話はがらっと変わって、集英社の月刊誌「スポルティーバ」。狂がつくほどスポーツ好きの編集者がつくっているせいか、凝った企画ものが多く、創刊したときからお気に入りでした。
 
 ところが、部数は思うようにのびず、休刊の噂ばっかり。
 
 でも、スポーツ雑誌って創刊してすぐに簡単に売れるわけはないのです。あのナンバーだって10年ぐらいは赤字ばっかり。それでも頑張りつづけたから、今があるわけ。たしかF1ブームのときやっと軌道にのったはず。

 そして、ついに「スポルティーバ」もブレイクしつつあるようです。
 なんと去年マイケル・ジョーダンが表紙になった号が爆発的に売れ、そこから部数がのびつづけ、今年のWBC特集は創立以来最高の部数を記録したそうです。
 
 あのときの原稿をほめてもらい、それはもう無印マークのように、うれしかったです。
 人の心は傷つかなければ成長しないもの。
 ほめられて、甘やかされてばかりいると、勘違いして増長してしまったり、行く手にはとんでもない落とし穴が待ち構えていますから、むしろ要注意。
 厳しい批判の言葉やつらい体験のほうがが、ライターを成長させるものだと私は信じています。
 とはいえ、その反面、やっぱりほめ言葉は潤滑油みたいなものです。それが心から発された言葉だったら、なおさらのことです。

 そんなかんやで今週と来週はインタビューが目白おし。がんばります!

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映画「アイスキャッスル」

 私は「アイスキャッスル」という映画が好きなのです。
 ロッキーシリーズで北米が盛り上がった頃、作られたスポーツ根性ものなのです。
 主人公はシカゴの子で、デビッド・サンティーがはじめてデートしたガールフレンドだったという微笑ましいエピソードもあります。
 将来が有望視されていたスケーターが主人公なのですが、途中で失明してしまうのです。でも、恋人やコーチに励まされ、失明したことを隠したまま、競技会に出場してしまいます。
 音楽もすばらしく、ずっと昔、荒川静香さんのホームページで、滑ってみたい曲として「アイスキャッスル」を目にした記憶があります。

 でも、さすがに古い映像になってしまいました。
 今アメリカでは新しいキャスティングで、「アイスキャッスル」のリメイク版が撮影進行中。モーリー・オブライエンというシカゴの子がスケートシーンは演じているそうです。「てるてる家族」の今川知子さんのように。(笑)
 ミシェル・クワンはテレビ解説者として出演!

 さてさて、「カッティングエッジ」の最新版もいよいよ発売になります。私もちょっぴりお手伝い。中庭健介選手の原稿はこれまで何度か書いてきたので、ちょっとひねりを加えた自信作です。
 本の内容がamazon.co.jpにアップされていました。
 重版も予想されますので、ぜひ予約してください。


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ミニッツジムVS Wil フィット

うーん、どんどんスポーツライターの話題からそれていくようですが、今週と来週は仕事がびっしりなので、そっち方面でブログねたはないのです。

ミニッツジムのほうが値段的にはお得だけど、使わなかったら仕方ないし・・・・。

http://item.rakuten.co.jp/mercurys/19ispj303/

Wil フィットはアメリカでもかなり人気みたい。

http://item.rakuten.co.jp/jism/0000000003915-54-5578-n

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怖いという気持ち

数日前に老後のことは悩んでいないと書いたが、それは私に守るものが家族以外ないためで、盗られるような高価なものはないから泥棒はへいき。でも、強盗はものすごく怖いから、セキュリティシステムには気をつかっている。

 実は3月に隣家に泥棒が入ったばかり。

 明日のしめきりが怖いというのは、原稿のしめきり自体が怖いのではなく、いつか1本もしめきりがない日がきたら、それはそれで寂しいものがあるな、という意味なのです。
 怖い、とはちょっと違うかな。

 さてさて、ここ数年は身内の死について、考えさせられる機会が増えた。
電話は今でもびくっとする。正直いって怖い。
 仕事なんか携帯電話にかかってくるに決まっているから、自宅の電話はほとんどでなくなってしまった。去年の夫の交通事故で、本当に怖い思いしたもの。かかってくるたびに「容体が急変しました」と言われたらどうしよう、と心臓がとまりそうだった。でも、出ないで無視する勇気もなかった。電話の音を聞くたびに、命さえ助かったらもう何を失ってもいい!という気持ちになった。
 
 それから、大好きだった修叔父さんの急死。マージャンで慶応大を中退して、一族唯一の風来坊だった。浅野紡績って会社を経営していて、金曜まで仕事して、癌が再発したようだといって自分で車を運転して病院に行き、火曜には還らぬ人となった。
 奥さんになったエミコおばさんは名前のとおり、いつもニコニコしていて、元気一杯の年賀状をくれた。喪中につきどうこう・・・なんて書いていないところが、エミコおばさんらしくっていい。
 自宅のすぐ近くに修叔父さんのお墓を買い、「ビールが好きな人だったからねぇ」とおそなえしていた。
 私の祖父は頑固ものだったので、エミコおばさんとの結婚を生涯許さず、近所に住んでいても決して足を踏み入れなかった。
 反対の理由はエミコおばさんの生家がスーパーマーケットを経営していて、梅田家とは身分が違う、というもの。(ぶっとぶなぁ)
 でも、修おじさんとエミコおばさんは4人の子宝に恵まれ、幸せな家庭を築いた。

 その修おじさんが私の結婚のときは大大大反対したのだから、田舎の名家というものは何を考えているのか、さっぱりわからないものだ。
 私の父なんかは「でも、まあ、香子の結婚は子供にも恵まれたし、よかったと思っているけどな」なんて言っていて、これもよくわからない。

 ともかく私は3人姉妹の長女、夫は2人兄弟の長男。それぞれみんな結婚して、2人ずつ子供がいる。まるであつらえたように。(笑)
 夫の父親だけすでに亡くなっていて、まだ若く、これからセミリタイア生活を楽しもうという矢先のことだった。
 こればっかりはスピリチュアルがどうこう、といっても、寂しさを埋め尽くせるものではない。

 菊田家のお義父さんが亡くなる数日前、私は2度めの妊娠を告げられていたのだが、医者から珍しく絶対安静を命じられていた。後で聞かされたのだが、出血の量が多く、心臓も確認できなかったからたぶん流産だと主治医のドクター・クーハンは予想していたそうだ。
 だいたいアメリカの医者は妊娠ぐらいでは「休め」と言わない。
 一人目のときは出産予定日3週間前まで、アリゾナのスーパーボウルに行かせてくれたドクターなのに、「トイレ以外は動くな。寝ていなさい」と言ったのだから、よほどのことだったのだと思う。
 飛行機に乗る許可もでず、お義父さんのお葬式には参列できなかった。
 それとまるで入れ替わるように、流産は回避され、胎児の心臓音が聞こえるようになり、そのまま出産まで何ももう問題は起きなかったのだ。
 
 なんだかむしょうに「Depature (Okuribito)」という映画を見てみたくなった。
http://www.departures-themovie.com/
 日本に帰ったら絶対に見にいこう。

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プロ交渉人

筆者はスポーツエージェントではなく、国際基督教大とブリラムヤング大学院を卒業した後、ミネソタ州大で教べんをとりながら、モントリオール五輪以降のオリンピックやワールドカップなど数々の国際試合でロビイストあるいはコーディネイターとして活躍された。
 それだけに私にとって目からウロコが落ちるようなエピソードがびっしり。
 もっと書きたいことがあるのだが、時間がないので今日はこれにて失礼。


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自分へのごほうびタイム

あー、夜がくるのが待ち遠しい。そんな日ってありますよね?頭より体が先に喜んじゃって、期待でわくわくるんるん。週1ペースの至福の時間。シャワーも浴びて、ベッドのシーツは変えておかなきゃ!そう、今日はマッサージのTさんが出張してくれる日なのだ。

 「働きマン」を読んでいると、マッサージのシーンが多く、「あー、男はもういらん」とつぶやくシーンがあり、おもわず・・・が、それはそれ、マッサージはマッサージでしょう。マッサージは決して結婚の代用品には決してなりません。もちろん吉本ばななさんのようにマッサージの人と結婚するという選択肢もあるが・・・。(うらやましいかも)

 なんか最近パパもMもここを読んでいるので、気をつかうわ。

 さて、昔は高津投手にしてもマッサージさがしには苦労して、日本から呼び寄せたりしたが、今はアメリカも癒しブームなのか、マッサージ・スパが増えた。たいていのモールにある。

 ロサンゼルスなんてコンビニエンスストア並に目につき、コミュニティ紙についているクーポンをもっていくと、おっそろしく安い。運転の距離が長かったので、いろいろ行ってみた。
 悪くないけど、やっぱりTさんのマッサージは最高のような気がした。

 鍼も行っておいた。シカゴもあるにはあるのだが、数が少ないし、料金もLAよりぐっと高め。そんな話を鍼の中国人と話していたら、「シカゴにひっこそうかな。このへんは同じ商売をやっている人が多すぎて、値段を高く設定できないんだよ」とのこと。

 そういえば、私がむちゃくちゃハードに仕事していた時代、まだTさんを知らなかった時代、パパやMはよくマッサージしてくれた。2人とも筋肉の構造が頭に入っているせいか、とても上手で、心もこもっていた(マッサージって技術だけではなく、心ばえが手にでてくると思う)。とくにMは「将来マッサージの人かカイロプラクターになる」なんて言っていた頃もあるんだけど、最近はスケートの先生になることしか頭にないみたい。
 T先生から「それはいいと思うけど。すぐにスケートの先生になるのではなく、その前に一度、人に雇われた仕事につくことが大切」なんて言われ、高校生になったらコンビニかマクドナルドでバイトするとはりきっているのだ。

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早く決めてほしい

どうもやはりIOCの調査結果ではリオの評価は低く、五輪はシカゴと東京が一騎打ちになるようだ。
「夏の五輪は日本でものすごく盛り上がるからね。開催3年前からもう地獄の忙しさになるよ。」と脅かされっぱなし。
 2016年といえば、私は50代に突入か!うーん。
 いっそ西海岸に逃げるか。なんてことも考えたが、逃げるのは性にあわない。

 もう20代30代のペースではとてもやれない。一人では抱え込まず、ちゃんと会社組織にして、今度はもっと分散させるつもり。

 そういえば、子供たちはそのとき21歳と17歳!戦力になっているかも。

 アトランタ五輪のときはホテルが足りなくなり、普通の民家やコンドミニアムでも不動産屋をとおして貸しだし、住民たちはその賃貸料で優雅なバケーションを楽しんだとか。(それはいいんだけど、私っぽくないなぁ)
 でも、たくさんの建物が新しくなり、家賃が急上昇してしまい、終わった後に困ってしまった人間はたくさんいた。
 ANAも日本からアトランタに直行便をだしていたが、五輪の後はやめてしまった。

 10月のコペンハーゲンで決定するらしい。どっちでもいいから、早く決めて!

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カブス対アストロズなど

体が西海岸タイムになれてしまったらしい。

 シカゴで1時5分から、対アストロズ戦。友だちが2人きていたので、私も記者席ではなく、いっしょに外野席でみた。寒い!5月とは思えない。j風が強かった。

 午後4時すぎに試合終了。記者会見はまず福留、その後はダグアウトの通路からグラウンドにでて走り、松井稼へ。

 原稿を送ってから、友だちとゆっくりシカゴカルビにでも行こうかと思ったら、ぐわーん!そこでICレコーダーが電池切れ。よかったぁ、インタビュー中じゃなくて。

 夕食も「バディガイレジェンド」で食べることにして、まずウォルグリーンで電子をゲット。そのままアリヨこと有吉さんの演奏を聴きにいく。いつものサンズ・オブ・ブルースとは違うバンドだったけど、とてもよかった。
 シカゴを代表するブルースピアニストだというのに、私は生でちゃんと聞いたのはこれがはじめて。今まで聞いたどの人とも違うタイプで、鳥肌がたった。さ・す・が!
 
 私はメニエール病がなおり、聴力が急にあがったせいか、最近はむしょうに音がききたくってしかたがない。

 有吉さんの奥さんいわく、「雑学博士」だそうだ。話していると時間を忘れてしまう。
 夜の町にくりだしたのなんて、本当にひさしぶり。
 うちからカエルコールが3度も入り、12時前には帰宅。
 これからトーチュウの原稿を書いて寝ます。

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言葉では言い尽くせない・・・

私は早くから自由業者になったし、しかも自由業者と結婚したから、親や友だちが心配して、若いときからいろいろ勧めてもらった。国民年金もばっちり。考えてみると、山口県の実家は保険や。(笑)昔はホンダ・モータースのショールームも兼ねていて、農耕機が並んでいた。
 
 だから、明日のしめきりは心配でも、老後の心配はあまりしていない。

 それもあって生命保険を解約したのに、返金は600ドルちょっと。今まで支払った金額の5分の1にも満たない。それはいいんだけど、事務的な処理をお願いしただけなのに、わけがわからない、いやみばっかり。最後は「やっぱりライターとしてプロフェッショナルじゃないんですね!」と罵倒された。
 やっぱりアメリカの保険会社なんてやめておけばよかった。

 でも、これぐらいの負ですむのなら、いやな思いをしてずっと払いつづけていくよりも、正と負のバランスがとれるというもの。私は株もクルーガー金貨も野村証券のなんとかも家の売買も、勘だけでいい加減にやっているわりには1回も損をしたことがない。このへんで1回ぐらい赤字にしておいたほうがいいだろう。
 霊感ママにも、「運気がすごくたかまっているから、人間関係を整理して頑張りなさい」と励まされた。
 (スケートコーチとか、考えてみると私のまわりにはそういう人が多い。「勝利投手」を書いたときもバイト先のオーナー夫人が、いろいろなことを示唆してくれた。
 これはもう今までどおり、私は私なりに地味な人生をこつこつ努力して生きていくしかない。

 そしたら、いきなり、きた。心臓がとまるかと思った。
「嬉しくて、涙がでました。」とのことだが、それはもう私だって、涙、涙、涙・・・。30分ぐらい呆然としたまま、イスから立ち上がれなかった。体に力が入らず、手と足ががくがく震え、涙だけが滝みたいに流れて、気持ちがよく、なんというエクスタシー。
 アストロズの試合に遅刻してしまった。

 あーあ、これからはもっともっともっと文章修行して、いつの日かきっとこういう感情をきれいな文体で豊かに表現できるようになりたいなぁ。

 今までの人生で、いちばんうれしい電話は短大のとき星野仙一氏がいきなり新聞社から、私にかけてきたもの。2番めはMが東京ブロックで、「私って1位みたい!」とかけてきたとき。3番目は「勝利投手」の出版決定。
 でも、今回はその3つの上をいく、それでいて新聞に載るようなものではない、ごく私的なささやかな喜びだった。

 もうほとんどあきらめていたのに、あきらめられなかった。なかなか理解もされなかったし、邪魔ばかり入った。でも、歯をくいしばって耐えた。こつこつ頑張っているうちに、親も協力してくれるようになり、そのことがまた親を幸せにしたみたい。本当によかった。
 まさにこれはもう、9回裏の逆転劇で、地獄からの生還。これからはもう何も怖くないぞ。
 
 直木賞候補にもなったことがない(候補の手前までは2度いった)私は、たしかに三文ライターかもしれない。てっきり負け組だと思って、開きなおっている部分がここ数年は大きかった。
 でも、人の幸せなんて考え方ひとつで、尺度が変わってしまう。私は案外と「人生の勝利投手」(国政監督の言葉)だったのかもしれない。
 いや、それは私だけじゃないような気がしてきた。
 ジェラシーとか悪意とかにめげず、日々のできごとに感謝しながら頑張っていきている人間は、みんなみんな形をかえた「国政克美」なのだ。
 出版からもう20年以上たったというのに、やっとそのことに気がついた。
 本当に本当に生きていてよかった。すべての出会いに、喜びと感謝の気持ちでいっぱいだ。

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オフ!

雨で試合が長引いた次の日はデーゲーム。福留も疲れていたが、私も疲れていた。
 夜は夜で休ませてはもらえず、もうくったくた。

 大昔、ルームメイトが井上揚水の「さがしものはなんですか?みつけにくいものですか?」というフレーズを口ずさみ、「香子ちゃんの歌だ」なんて笑っていた。
 あまり私はあの頃と変わっていないようだ。

 シカゴの自宅は昨年の9月終わり、洪水の被害を受け、夫はまだ松葉杖で動けなかったから、私とスケートママのえみちゃん夫妻で片づけた。
 その後で夫が家中の壁のペンキぬりとか、いろいろ修理してくれた。

 言いわけが長くなったが、ようは家の中がとっちらかっているのだ。
 だから、さがしもの。
 さてさて、ちゃんと部屋を片付けよう!と決意して、一応は毎日こつこつとものを捨てているのだけれど、なかなか片付かない。
 やっぱり広すぎるのだ。こじんまりしたコンドミニアムのほうがやっぱり暮らしやすいかも。

 そんなことを考えながら、カブスの方向へ車を走らせていたら、そうそうに雨天中止が決定。助かった。
 誕生日パーティーに呼ばれているはずなので、午後いっぱい私は一人きり!?
 
 ふと思いたち、ミツワにいった。調子が悪くなってしまったiphoneの専門書を立ち読み。福留がいた。(笑)井口ファミリーにもよく遭遇したなぁ。休みが同じなんだもん。

 その後で有吉さんファミリーにばったり。ひさしぶりなので、話しこんじゃった。
 「アリヨ」こと有吉さんは日本人ブルースマンの草分け的存在。ピアニストなのだ。
 でも、話題はもっぱら子育て。国文学をやっていたそうで、目から鱗が落ちる話がいっぱい。すごく息子の教育について勉強されていて、とても参考になったし、励まされた。
 
 夕方はアポが1本あったのだが、なーんと1時間も私は間違えていた。頭がぼけているかも。パソコンのワイヤレスがつながったので、時間はあっというまにすぎて、なかなか有意義なミーティングであった。

 やっぱりEメールより、人に会うことのほうが基本。

 宮本美智子さんの著作で、留学していたある日を境に突然、英語の一音一音が聞き取れるようになったと書かれていた。 
 遅すぎるような気もするのだが、最近の私はまさにこれ。

 アメリカにきて最初に数年はさっぱり英語が聞き取れず、夫に助けてもらってばかりいた。その後は娘に助けてもらったり。
 メニエール病で左耳がほとんど聞こえなかった時期もあり、ヒアリングは本当にだめだめで、メモがわりにテレコが手ばなせなかった。理解できなかった部分は後で夫か娘に聞いてもらっていたのだ。

 でも、開幕してピネラ監督の記者会見に出たとき、一語一語がくっきりはっきり聞き取れるので、驚いてしまった。
 英語を使って日本の選手の情報を発信していきたいという、私の40代の目標は達成できるかもしれない。

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Gmail など

・gmailがiphoneでは便利かと思い、はじめてメールアカウントをもったのだけれど、どうも調子が悪い。開かないのです。
 gmail宛にメールくれた方、そのうち開くと思うから、しばらくお待ちください。
 
・どうでもいいといえば、どうでもいいけど、写真はちょっと変わった光景でしょ?
 わが家の洗濯室。もちろんシカゴ。
 日本は湿気が多いから、室内に干したりはしないはず。アメリカは空気が乾燥しているから、家の中で干したほうがインフルエンザ対策にもなるような気がする。
 もちろん普通の家庭では、乾燥機を使う。でも、私はこの乾燥機があまり好きではないのだ。
 と思ったらLAでは買ったばかりのせいか、乾燥機がすごく進歩していた。それ以上にほしいと思ったのは、掃除ロボット!友だちが使っていたのだけれど、とても便利そう。
 実家にプレゼントしてもいいかも。

 とはいえ、テレビを買ったばかり。やめておこう。
 Photo

・カブスは今日も長い試合だった。勝ったし、福留も打った。

・LAの記者席で何があったかというと、隣の座った記者がなんと「勝利投手」の大ファンだと言い、「サインをしてほしい」だって。
 あっと驚くタメゴロー。
 サインなんて何年ぶり?小切手を使うとき以来だわ。
 彼女いわく、「本をもってきてなくて、残念。いつかおあいできると思っていたんですよ」
 ところが、私は最低なことに取材ノートを記者席においたまま、帰途についてしまったのである。隣の女性がそれに気がつき、ノートを保管しておいてくれただけでもありがたいのに、なんて空港まで出発時間にあわせて、もってきてくれたのである。
 もう感謝してもしきれない。彼女の親切にも、勝利投手という作品にも。
 「勝利投手」なんてもう絶版になっているのに。彼女は空港にもってきて、今度は紙ではなく、しっかり本にサインさせていただいた。

 後で見たらけっこう大事な取材ノートだった。今かいている本の資料や切り抜きがたくさんはってあった。

 お礼のメールをだしたけど、なぜか戻ってきてしまいました。この場を借りてお礼をいわせてもらいます。うちにある本をいろいろおくるからね!

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勝利投手

離陸が遅れたので、飛行機の中に5時間ぐらい閉じ込められた。手をいれるゲラが山ほどあったのに。3分の1しか仕事バックには入れていなかった。失敗。
 すぐにカブスに行く予定だったが、雨で試合開始が遅れた。
 Mがささっと夕食を用意してくれて、パパと食べてから、それぞれ仕事モードへ。
 雨はふるし、寒いし、長い試合になった。

 LAXで何があったかは、また後日書くかもしれない。
 ともかく自宅にもどったら、「勝利投手」を読もう、と思った。若気に至りというか、気恥ずかしくて、10年以上遠ざけていた作品だ。
 読みたい、なんて思ったのは20年ぶりぐらい?
 でも、やっぱりあそこには私の原点が詰まっているはずだ。

 読まなくても前半までのストーリーは鮮明に思い出すことができる。19歳から20歳にかけて、私は夢中になって大学ノートに綴っていた。「連載」という形で、自分でつくっていたミニコミ紙「星野新聞」に発表していたのだ。

 まず舞台は夏の甲子園大会。大会屈指のサウスポーとして、注目と話題を集めていたのは、S高の羽田真佐だった。(私になついていたいとこが、梅田真佐という名前だったから、一字だけ変えた)

 この羽田投手、才能はずばぬけているのだが、どうも挙動不信。いつも帽子を深くかぶったままで顔を隠し、試合後の会見もすべて完全に拒否。
 
 野球評論家の星野仙一は興味をもち、決勝戦は記者席で観戦することにした。

 完璧なピッチングをみせ、なんとパーフェクトゲームのまま9回へ突入。

 いくらなんでも試合後は機嫌よく取材に応じてくれるはずだ・・・と安堵感に包まれていた記者席の空気が凍りつく。9回2死で、いきなり羽田投手の交代がアナウンスされたのだ。
記者たちは完全に裏をかかれてしまった。
 星野だけが「こんなことだろうと思った」とつぶやき、ベンチ裏に先回りしていたのだが、やはりタッチの差で羽田にはあえず終い。そこで、S高の女子マネージャー、国政克美と出会う。

 国政克美のモデルは広岡達朗の長女・祥子さん。私は短大のとき、広岡監督の「意識革命のすすめ」や広岡監督のモデル小説「監督」(海老沢泰久氏の名著)にはまっていた。
 あるとき神宮の野球場で、女子野球チームの一員として練習している祥子さんを偶然に見かけ、「勝利投手」のプロットは簡単にできあがった。
 名前は実践短大のクラスメートから拝借。その子は「国政由美」だったけど、中性的な名前にしたかったから、「克美」にした。
 短大の授業中に書いていたから、脇役の名前は教授の名前がずらり。

 さてさて、星野はドラフト会議を前にして、ふたたび羽田の影を追う。
 もちろん他球団も。ところが、羽田は進学を理由にスカウトに会うことすら拒否する。

 じきに星野一人だけが、驚嘆の真実に到達する。偶然の積み重ねと勝負師としての直感が、それを引き寄せたのだ。
「羽田なんて男は甲子園では1球も投げていない・・・!」
 S高野球部はチーム一丸となって、世間の目をあざぬいたのだ。羽田は替え玉にすぎない。
 
 あの当時は高校野球の規則で、女子選手は登録できなかった。もちろんプロでも許されていなかった。

 そして、迎えた運命のドラフト会議。
 ライバル巨人は羽田真佐を1位で指名。

「やはり巨人とは密約があったのだろうか?」
 と関係者はざわめく。が、国政監督は愛娘・克美の言葉を反芻する。
「羽田くんは絶対プロには行かない。指名したらクジを損するわよ」

 たしかにこの言葉にウソはなかった。が、真相にまったく気がついていない国政監督は次の瞬間、中日の1位指名選手を見て、愕然とする。国政克美!

 とまあ、こんな感じが前半。後半は日本シリーズで父娘対決するのがクライマックスだったはず。
 まだワープロもパソコンの時代ではなく、私は文章を整えながら原稿用紙400枚にこれをうつし、短大のロッカーに保管していた。
 卒業するときに出版社にそれをおくり、電話をもらったのは半年後だった。
「文藝賞の有力候補にあがっています。面白いから賞をとらなくても、本にして出版する予定でいます」
 その数週間後に現実の世界では、星野仙一が中日ドラゴンズの監督に就任。文藝賞の受賞パーティーには祝電をおくってくださったし、翌々日だったか、浜松の秋季キャンプで婦人公論の対談を行われた。
 
 国政克美の存在がプロ野球界を騒然とさせるのだが、「勝利投手」のはちゃめちゃぶりは文壇すずめを騒然とさせた。当時の読売新聞の書評欄にはそういう内容のことが書いてあった。「朝日ジャーナル」でもこれが漫画であって、文学ではない、という記事が載ったし、「本の雑誌」とかもページをさいていた。
 事実、文壇バーみたいなところに行くと、びっくりするほど大物の作家先生たちが私のことを知っていて、説教されたりもした。

 読み返してみると、うまいとか、才能とかはさっぱり感じない。結局「人との出会い」が私の原点であり、モチーフなのですね。前年の文藝賞は山田詠美著「ベッドタイムアイズ」だったのに、よくもまあ、とおしてくれたものだ。
 後で聞いた話、選考委員の江藤淳氏が熱烈な中日ドラゴンズのファンで、編集者たちもびっくりするほど熱く、「勝利投手」をプッシュしてくれたそうだ。

 それにしても、この1冊の本が私にもたらしてくれたものは、あまりにも大きかった。
 

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とりあえず最終日

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ロサンゼルスって暮らしやすいんだけど、ともかく自動車の量が多いところが大変。
エンゼルスの球場は子供たちが行きたがったから、ちゃんとチケットも購入しておいた。一人じゃなかったからカープール・レーン(2人以上が乗った車両だけが通行できる道路のこと)に乗れて、目的地まですいすい・・・のはずであった。
 カーナビがあと10分で到着と示した後、大混雑で50分ぐらいかかった。

 後で気がついたのだが、ほぼ隣接といっていいホンダセンターではNHLのプレーオフが開催中で、非常にもりあがっていた。NBAプレーオフだって同じ日レイカーズのステイプルセンターなのに。LAってすごい。

 さらにふと横をみると、GROVEという文字。行ったことはないが、評判のいいショッピングモールではないの。
 娘の友だちのLAっこに、「あのGROVEって行ったことある?」と聞いたら、「ないの。今度は一緒に来ようね」とにっこり。うん、行こう!

混むはずである。

 とはいえ、明日からはシカゴに帰ってカブスなのだ。
 
 最後の最後に私は大きな忘れものをしてしまった。紛失してしまったら、困ってしまったかも。
 でも、電話をもらえた。人のやさしさにまた助けられたみたい。というか、今回のLA滞在はライター友だちに助けられっぱなし。明日早いので、また今度。

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日本人が知らない松坂メジャー革命

明日はひさしぶりにボストン・レッドソックスを取材するので予習中。というのは冗談で、この本は友だちの友だちが書いたので、借りて読んだ。

 
 ハーバード大学の教授といってもお固い理論ではなく、ユーモアと知性にあふれていて、文章表現が豊か。翻訳もいい。どうしてアメリカ人は野球が好きなのかが、びしばし伝わってくる。

 本とは関係ないが、明日からしばらく「働きマン」モードにスイッチオンなのだ。

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働きウーマンたちの休日

この週末は何があったわけじゃないんだけど、なんだか楽しかったな。
 5月22日発売予定の「Cutting Edge2009」で、私は中庭健介、中田誠人、藤澤亮子の記事を寄稿させていただいた。
 
 来週からはがらりと違った仕事に没頭しなければならない。資料の本をいくつか購入した。なんだかきりないような気もするけど。リトル東京の図書館にもでむいた。あー、もうきりないって。

 Mのおかげで、またママ友が増えた。ひまわりのように明るくて、よく笑うタイプが多かった。雑談で楽しいひとときをすごす。なんか久しぶりに大笑したかも。
 練習の後は、ショッピングモールにも一緒に行き、マッサージやネイルサロンや眉ワックスや食事を楽しんだ。娘親っていいわぁ。

 数年前までアメリカでマッサージというと、なかなか見つからなくて選手から相談されるたびに、一緒に頭を悩ませたものだ。が、今はどこのショッピングモールにも必ずといっていいほど、マッサージのスパがある。
 当たりはずれがるのは、今日のはあたり。

 今週は毎日午後はジムに行った。自分で自分をほめてあげたい。(←ばか)
 
 「働きマン」の松方弘子って私がモデルなのでは?とよく聞かれるのだが、そんなはずはない。まー、あんなふうな日常をおくっているのは事実だけど、それは編集者やライター全般にあてはまるのではないかなぁ。

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スパイダーマン!

  はっきりいってスポーツライターとしては暇な週末。それでも、スケートママとしては早起きを強いられるのだが。

 仕事は来週わりと詰まっているので、映画やショッピングを楽しむつもり。

 なーんて、たまたまワゴンで買った「スパイダーマン」に子供とはまってしまった。Mは夕飯をつくったら、「また見るぞー」なんて言っている。今夜のメニューは春雨いためらしい。昨日はてんぷらうどんと鉄火丼だった。

 今まで2とか3を飛行機に乗ったとき、ぬけぬけで見ていたが、とおしで見たのは今回がはじめて。
 もっと子供じみたドンパチものかと思ったら、心あたたまるヒューマン・ストーリーではないの。

 キャラクターたちが魅力的なのは、誰もがみんな長所と欠点とコンプレックスをもっているところ。メリー・ジェーンの尻軽ぶりには辟易するが、嫌いな女優ではない。友だちに「マリー・アントワネット」を借りたときも感じたことだが、表情やしぐさがすごくチャーミングな女性だ。顔のつくりは決して美女タイプではないと思うけれど、自分を美しく見せる術を知っている感じ。

 全作をとおして、強く感じたのは人間のもつ二面性。ジキルとハイドなんて言葉もあるが、生物学的に誰もが男性ホルモンと女性ホルモンをもっているように、人は誰でも天使と悪魔の心の両方をもっているのではないかしらん。
 そのどちらが多く外にでてしまうかは、その人本人の責任でもあり、他人とどう接するかでケミストリーをひきおこし、180度変わってしまうのかもしれない。

 主要なテーマは科学なのは、それを示唆しているような気がした。スパイダーマンの素顔も科学を得意とする学生だし。考えすぎ?

 新聞社の編集長が本当にいやなやつなのだが、ゴブリンに脅かされてもソースを明かそうとしなかった。あっぱれである。ニュースソースを死守するのは、報道関係者の鉄則だもの。

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悪霊島

 昨日は週刊誌からいきなり3本も連絡が入った。いずれもシカゴの豚インフルエンザ関連の取材。専門分野ではないから、専門家を紹介しておきました。

 さてさて、キヨシローといい、綾戸さんといい、なんだか歌詞が心にしみる今日この頃ですわ。

 私はあまりミステリーは読まないほうなのだが、この「悪霊島」はずいぶん前にテレビで見た記憶がある。ビートルズの「Let it be」がとても効果的に使われていた。あと根岸季衣さんを久しぶりに見たくなったので、購入してみたのだ。伊丹じゅうぞうっていい役者だったな。シカゴの映画祭の後、「キングストンマインズ」にきてくださったとか。
 映画のラストシーンは山口県の鍾乳洞「秋芳洞」で撮影された。とても美しく、なつかしい。私は結婚するまで本籍が山口県だったので、子供の頃につれて行ってもらった。

 このページの翻訳がちょっと笑えるけど、面白かった。

 http://members.jcom.home.ne.jp/nao-xyz/Novel/poem/letitbe.html

 さすが聖母マリアはよい言葉を口にされますね。

 この曲を聞いていると、あまりむずかしいことは考えず、日々のできごとや出会いに感謝しながら生きていきたいな、という気持ちになる。

 今さらながら、昨日の田口壮日記は感動的。眼がうるんでしまった。
 早くメジャーにもどってきてくれ!!!昇格しなかったら、私のほうから取材におしかけるけど、それより何より早くリグレーフィールドでカブスのユニフォーム姿を見たいぞ!

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人のつながり、野球のつながり、音楽のつながり・・・

 最初にこの場をかりて。
 カルフォルニア州サンタバーバラの山火事がニュースになっているようです。が、私はそのへんに用事はまったくないから、無事です。

 さて、綾戸千絵さんの名前を知ったのは、たしか吉本ばななさんのエッセイからだった。
 LAのブックオフでこのDVDをみつけた。

 パパのギターや詣でと、ママの本屋詣ではもはやほとんどビョーキみたいなものだから、一生なおらないのでしょう。付きあわされる子供が気の毒!?
 ついに自分のお年玉で「iphoneを買う」と言い出し、私は悩んだのだけれど、娘に甘いパパは即オッケー!(甘いな)
 ちょうど2年前に買ったノートパソコンの液晶をだめにしたばかりで、修理に600ドルかかると言われ、悩んでいたところ。
 使っているところを見ていたら、私もほしくなっちゃったな。
 
 LAではライター友だちの宮地陽子さんにとてもお世話になった。
 シカゴにもどってきてほしいわぁ。でも、LAの生活が気にいっているみたい。ならば私から押しかけるしかないね!
 
 冗談はさておき、考えてみると宮地さんが元リットーミュージックだったから、「ギターマガジン」を紹介してくれて、菊田のコラム連載がはじまり、それを吉井理人投手がかかさず読んでいたのだから、人のつながりとか、活字のつながりってのは面白いし、可能性は無限大だ。

 この私がブルースつながりで、ブルースインターアクションズから野茂の本とか出版させていただいたりしたんだものねぇ。
 山下洋輔さんに序文を書いていただいたり・・・。
 山下さんとの出会いも、菊田俊介ぬきではありえなかった。
 山下大輔さんならその前から知り合いだったけど。
 山下洋輔さんは下のように書いてくださったが、

http://www.jamrice.co.jp/diary/1999-06.htm

 細かいことをいうと、まだ私たちは知りあったばかりで、大恋愛のまっただ中、夫妻ではなかった。結婚したときは洋輔さんから「ああそういうことだったのね!Blues and Baseball hand in hand」と書かれたカードが届いたものです。今でもとってあるはず。
 スポーツキャスターの出光ケイちゃんからは赤い鯛のカードが届いた。
 星野仙一監督からは一言、「結婚?まにあったんかいな!」。(意味不明。私は当時まだ26歳であった)
 権藤博さんはもっとひどく、「結婚て、S.T(実名は申し訳なくて、さすがに書けない。付きあったことがない野球選手だもん)とはどうなったんだ?)」。権藤さんはこのセリフ、現夫の前で口にしたので、紹介したらあせりまくっていたけどね。彼のほうは2ショットを撮らせてもらい、ご機嫌だった。まさか私とS.T.が男女の関係であるわけもなし。引退したときユニフォームはいただいたけど。

  さてさて、宮地さんは私にはないものをいっぱいもっていて、ライターとしても昔からいちばん尊敬している。美点はいくつもあげられるが、紹介とか親切にしてあげても、まったく恩にきせたところがない。みなわらないとね。欠点はお酒を飲まないことだなぁ。(笑)

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おそれていたこと!

親に買ったテレビパソコンがフリーズしてしまったらしい。電話口でいくら説明しても、まったく人の話を聞いてくれないので、どうにも動きがとれず。
 ソフトを起動したり、閉じたりすることはできないし、もちろんインターネットだって使えない。「こう見えても香子よりコンピューターには詳しいんだ」と言いきってしまう自信があるから、プライドがじゃまして先にすすめないのだ。(私より詳しいとは思えないし、私なんかより詳しい人間は五万と世の中にはいるんだし)

 スカイプだけを使えるように設定してきたのだけれど、WIN DVDが開いてしまい、ビデオ映像を見ることができなくなってしまっていた。テレビは見れたのに、だんだんそれもチャンネルがかえられなくなり、ああ、再起動が必要だなぁ、と心配していたら、フリーズしてしまったらしい。

 がちゃがちゃ電源を切ったりつけたりしてはだめ、と言っているのに、まったく耳にはいってはいない様子。もうサービスマンを呼ぶどころではなく、近所に住む友だち夫婦に国際電話して泣きつくしか選択肢がなかった。

 結果。無事に解決!

 連休中だというのに、いや、もうひたすら感謝!
 今度シカゴに遊びにくるときは、1週間でも1か月でも半年でも1年でも家族で泊まっていってね。
 この場を借りてお礼とかえさせていただきます。

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58

正直いって、私は「58」という数字がとても怖い。キヨシローが58歳で亡くなったと聞いたときも、まず何よりも先に「58」という数字に打ちのめされたのだ。

 昨日たまたま手にしたのが、この本。横森さんがすい臓がんの母親をみおくり、四十九日までを綴った。
 テーマがテーマだけに重苦しくなってしまいそうだが、書き手はとてもうまく料理し、悲しみを昇華してしまっている。過去のエッセイを読むと、かなり強烈な性格のお母さまだったはずで、ニューエイジ的なものなんてバカにしていたはずなのだけれど・・・。
 
 そのお母さんが入院するずっと前、散歩しながら、
「あれこれつまらないことを考えないで、今日1日を感謝して生きるのが一番ね」
 というセリフを口にする。
 
 正直、人ごとながら、ぶっ飛びました。
 でも、なんていい話なのかしら。

「あれこれつまらないことを考えないで、今日1日を感謝して生きるのが一番ね」
 
 今の私にはともかく心にしみる言葉であった。

 あと彼女の本によくでてくるヒラプセラピーの村山さん、気功で小松さんがお母さんのために、遠隔治療をほどこす。それがまたすごいのだ。

 私もヒラプセラピーって体験してみようかしら?
 鹿児島なら行けなくはないもの。
 ともかくいろいろ考えさせられる良書でした。

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こんにちは、赤ちゃん♪

 キヨシローの「愛しあっているかい!」がもう聞けないなんて、つくづく寂しい。でも、彼の歌声はずっと残されていくはずだ。
 去っていく命もあれば、生まれてくる命もあるのねぇ。

  http://www.tltnews.net/2009/04/29/alexei-yagudin-fiancee-is-pregnant-with-twins

あーらま!タチアナが11月に双子の赤ちゃんを出産予定?コングラチュレーションズ!相手はアレクセイ・ヤグディン?????

 長女いわく、「その赤ちゃんて天才双子スケーターになるんじゃない?」

 トリノ五輪で金メダルをとる前、「スケートアメリカ」でリフトから転落したシーンは、日本のNHKでも何度も繰り返し放送された。
 うちはたまたまそのとき日本にいて、シカゴにもどったのが1週間後、ホームリンクでタチアナが子供たちを指導しているのを見て、びっくり仰天してしまった。顔半分は黒々とはれあがり、目も半分しかあいていない状態だったのに、指導も何もないものだが、
「大丈夫よ。練習ではしょっちゅうあることだから。来週には自分の練習も復帰できそう。早く滑りたいわ」
 なんてけろっとしていた。
 日本の村主章枝さんも一緒に練習していた時期だから、彼女のほうが心配して、かかりつけの整体師のところに一緒に行こう、と言ったそうだが、タチアナは「大丈夫よ」と聞き流してしまった。

 強くて美しくてしなやかな女性なのだ。

 さて、5月22日発売予定の「Cutting Edge 2009 Spring(仮題)」(スキー・ジャーナル社刊行)に寄稿させていただいた。
 ぶっちゃけ取材経費の関係で、これまで長いこと北海道と九州勢のフィギュアスケーターたちは、マスコミへの露出度という点で損をしてきた。3大都市圏は他の方々におまかせして、私はそこらへんをカバーしていけたらと考えているのです。南里康晴選手は今回、私ははずさせてもらったけれど。理由は「ケガしている選手の取材って、つらすぎるから。」担当が青嶋ひろのちゃんでなかったら、「ふざけるな、それでもプロかー!」と怒鳴られていたであろう。

http://mainichi.jp/seibu/sports/news/20090414ddg041050008000c.html

 なかなかね、鉄の女にはなりきれないものですよ。私はもっともっと強くならなきゃね。
 でも、南里くんの手術はうまくいったそうだから、復活に向けてがんばってほしいです。

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言葉にならない

ショックだ。58歳という若さで・・・・。友だちと新宿アルタで「笑っていいとも!」の収録を見たとき、テレフォンショッキングにキヨシローがでていた。というより、キヨシローがでるから、見に行ったのだ。
 前日キヨシローをよんだのは三浦友和で、キヨシローはしきりに照れて、「自分の嫁さんに出てもらえよ!」なんて言ってた。

 この本もよかった。
 もう1冊、新潮社からもう絶版になった「清志郎日記」というのも好きだった。
 月刊プレイボーイの企画で、シカゴにきたときのエピソードがのっていて、ワビさんが登場していたから大笑い。ワビさんは知らなくって、私がそれを言ったら、テレまくっていたけど。

 はちゃめちゃなようだけど、人と人のつながりをとても大事にする人だと聞いている。そうじゃなかったら、あの歌詞はかけない。はちゃめちゃなようだけど、心にしみるもの。意外かもしれないけれど、家族思いで、子煩悩な人だったとか。

 編集者とかディレクターとか、自分のブレインやスタッフは家族同様に思い、とても大事にしていたそうだ。
 結局、外見はむちゃくちゃでも、成功して生き残っている人って、みんな裏方や家族や恩人を大事にしている。スポーツキャスターも野球選手もそのへんは同じみたい。人にたいしても、仕事にたいしても、愛情が濃く、深いのだ。イチローに通じるものを感じた。

 キヨシローはともかくジェームス・ブラウンが好きで、彼についてのエピソードはみんな面白かった。90年代前半のメジャーリーグは球場によくジェームス・ブラウンの曲が流れていたから、そのたびに私はキヨシローのことを思い出したりしていた。

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光くん


ママ友だちはみんな読んでいる定番中の定番。新刊をヤッフーで読んでしまった。
「現実はあんなに甘くないよね」
「あのマンガにでてくる人って、みんないい人すぎるもの」
「あんなにまわりが理解者ばかりだったら、苦労はしないわよね」
 なんて、文句を言いつつ、ついつい読んでしまう。それにいい話だと思う。
 うちにホームステイした子たちもみんな夢中で読んでいて、「つづきが気になるー!読みたい!」と叫んでいた。
 自閉症を理解してもらううえで、やはり漫画やドラマは早道だし、漫画としても物語としてもクオリティが高いと思う。
 次から次へと主人公ファミリーを訪れる試練。
 4000万円以上で買ったマンションを売ろうとしたら、1000万円を切っていると言われてしまうシーンがあり、リアリティあるわぁ。
 光君のことも自閉症のことも理解してくれようとしない姑と同居に踏み切るのだから、問題が起きないわけがないのだ。
 読んでいて、涙がでてきた。
 
 でも、シカゴで近所に住む障害児ママ友だちの発想だと、こういうときこそ「これを乗り切れたら私の人間力が増すこと間違いなし 」とスリル満点な心境になってしまうそうだ。これはこれで素晴らしいことだと思った。

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