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座右の銘

 つらいときは、つらいってはっきり口にしたほうがいいのかなぁ。そのほうが「生き上手」といえるのかもしれない。
 
 私は「困難には笑って立ち向かえ」という言葉が好き。じゃないと、勇気をふりしぼることができなかった。
 この言葉を座右の銘にしなかったら、今日までこの仕事をつづけてくることは不可能だったし、子育ても今日までつづかなかったと思う。
 私の友人知人は知っていることなのだが、絶対に私は人から羨ましがられるようなタイプの人間ではないし、そういう状況に置かれていない。親も妹も友人もはらはらどきどきで心配してくれているみたい。

 昔たまたま見た「トットチャンネル」という映画で、「つらいときは、下唇をぐっとかみしめるの。その痛みで涙がとまるから」というセリフを目にした。これはいい、と思った。以後、唇に血がにじむほど、繰り返してきた。

 やっぱりこれだけは明言しておいたほうがいいと思う。
 たまたま梅田香子という人間が気にくわなかったら、じゃんじゃん私を攻撃してください。それはもうどんな手を使ってもかまいません。

 ただし、梅田香子が好きになれないからって、なぜか矛先を子供にむけ、攻撃をしかけるのは、あきらかに卑劣な行為だと思います。18歳以上はもう成人なのだから、少しは自覚してください。
 それをすなおに受け入れるほど、私は甘い人間ではないのです。
 私が44年の人生でつちかった人脈と政治力と行動力を甘くみないでください。

 ただその反面、いつも思うのだ。私が天賦の才能にはまったく恵まれていないのに、妙に仕事運や出会い運がいいのは、たぶんそういうところで生と負のバランスが取れているからで、プラスマイナスはゼロなのかもしれない。

 昔から私は矢沢栄吉みたいに有名になりたいとか、直木賞とるとか、子供をオリンピックに出すとか、そういう大きな願望をもったことはない。
 アスリートに会うのが好きだから、こつこつ仕事できたら、それで十分に満足なのだ。
 子供のころからずっと野球選手と会って、普通に会話する仕事につきたい、という願っていた。22歳のときそれが現実となり、星野監督とか、西武ライオンズのクドちゃんナベちゃん、権藤博さん、高木守道さん、鈴木孝政さん…数えきれないほどたくさんの人が「がんばれ!」と言ってくれて、ときには肩を叩いてくれた。

 だから頑張ってきただけ。数字に弱い私はアメリカに引っ越すまで、自分の年収を知らなかった。作品とかギャラは後から勝手についてきた。
 スポーツライターとして成功するにはどうしたらいいか、実は簡単なのよ。野球選手のように、特別な才能や筋力トレーニングはいらないの。
 学歴とか文才なんてのも二の次。あったら役にたつけどね。

 スポーツライターになりたかったら、大切なのはこの2つだけ。→愛情と知恵。

 「愛情と知恵」に磨きをかけ、ふりしぼり、それを途切れさせなかったら、誰だってある程度はスポーツライターとして成功できるものなのですよ。廃業に追い込まれている人は、この2つのうちどちらかのエネルギーが切れてしまったわけ。

 もっとも皮肉なことに、私自身が内側にもっている、いちばん強い願望は、仕事にはない。親兄弟もふくめて家族みんなが仲良く健康であること。それだけのことなのに、なかなか現実は厳しいものである。


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