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プリズン・ガール

 両親が健在なので、日本にも帰る家はあるのだが、仕事がらみでの出張になると、ここ数年はどこも経費削減。ビジネスホテルよりネット喫茶での仮眠、数日にわたる滞在だとウィークリーマンションを使う機会が増えた。インターネットでヤッフー探索すれば、簡単に見つかる。
 大きな駅の近くにはたいていウィークリーマンションがあり、とても便利な世の中になった。ただし、テレビで派手に宣伝している会社はあまりすすめたくない。敷金なしなんて歌い上げているが、出るときに壁紙代とか、塗装代とか、信じられないほど高額な内装費を要求してくるパターンが多いそうだ。
 故意に汚したわけではないから、法律的には払う必要はないのだが、やくざチックに攻めてくるから、要注意。
 私自身はまだ被害にあったことがないのだが、仕事用に賃貸マンションを借りていたとき、似た経験をしている。もちろんきっぱりと拒否、拒否、拒否。
 私の政治力と行動力を甘くみないでね~。やくざチックにはそれなりに、ブルジョアにはそれなりに、各種の対応を用意しております。

 それから、自由業者は入居の契約自体が大変なので、不動産業者にたいして、あまりいい思いでがない。だから、賃貸はいや。勤め人と違って転勤がなく、自分で住む場所を選べるのだから。ボロでも買っちゃって、自分で修理しながら住むほうがいい。10年に一度のペースでそれやってきたから、50代でもう1回ぐらいリタイア用の家を西海岸に買っちゃうような気がするし、さすがにもうやめておくような気もする。
 うちはいつも1000万円未満の物件を住まいにするから、そのたびに親は「土地はちゃんとついてくるのか?」(土地が借地権とかいう家はアメリカではまずない!)とか「火葬場の隣なのでは?」(アメリカでは火葬はめったに行われない!)とかいろいろ心配するのだ。

 まついなつき著「東京暮らしの逆襲」はそのへんの体験もギャグにしている。この人は賃貸&引っ越し経験が豊富なので、ネタも生きがいい。昔、下北沢から1駅のところに頭金100万円、月7万2900円の35年ローンで‘新築ワンルーム一軒家”という変わったブツを買う話があり、断って後悔している話とか。そりゃ後悔するわ。
 この本は他にも通販のワナとか、家具を選ぶコツとか、彼女流の「超整理法」とか書かれていて、好きな本です。

 さて、この有村朋美『プリズン・ガール―アメリカ女子刑務所での22か月―』は先日紹介したアメリカで結婚・出産・子育ての安心ガイドにでていたから、読んだ。ものすごーく怖い本。この作者は本にする勇気と行動力があったというだけで、実は同じ体験をした日本人は他に何人もいるのだ。

 自分でドラッグをやらないのは当然のこと。近づかないほうがいい。
 ましてやボーイフレンドにもつなんて、もってのほか!(なんて言っていたら、アメリカでボーイフレンドなんて見つからないかも。日本人留学生でもはまっているヤツが多いから)
 私立高校で友だちが複数でマリファナをやっていて、たまたま校長先生が通りかかったので、その子たちが近くにいた日系人に全部責任を押しつけたなんていう事件も聞いた。
 名門高校なんてのも、まったくあてにならない。
 金持ちの子息が通っている学校のほうが、ドラッグの問題は多いようだ。

 ちなみに「濡れ衣」という言葉の発祥の地は、福岡県の博多に近い千代町にあるそうだ。たまたまそこのウィークリーマンションを借りていた時期があり、すぐ隣に「濡れ衣塚」という碑があり、お地蔵様が並び、いつも花が添えられていたから、興味をもって調べてみた。
 継母の陰謀にはめられて、文字どおり濡れ衣をかぶり、父親に切り殺された娘の霊を供養しているそうだ。

それと関係あるのかどうか、霊感の強い人はいろいろ見えたり、肩を叩かれたり、大変みたい。

 もし将来アメリカで留学したり、働きたいというプランをもっていたら、この安全ガイドと「プリズンガール」は一読をおすすめしたい。
 自分には関係ない、なんて思っているかもしれないが、「濡れ衣」という災難はいつなんどき降りかかってくるかわからないからだ。


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